運命の人って、本当にいるのかな。
運命の赤い糸って本当にあるのかな。
ねぇ、みんなはどう思う??
もし、いるとしたら、私はその人と
ずーっと一緒にいたいな。 ずーっと、ずーっと・・・


それは、ある晴れた梅雨が明けた頃のことだった。

先生「おーい、みんな静かに!転入生を紹介するぞ。」
苺「東京から来た、有宮苺といいます。どうぞ宜しくお願いします。」
有宮苺、中学2年生。どちらかといえば、おとなしそうな感じの子。
1時間目の休み時間、何人かの女子達が苺に話しかけてきた。
「ねぇねぇ、有宮さんって、東京から来たんでしょ?
 いいなぁ〜★」
「あのさ、芸能人とかに会った事あるの??」
苺はうれしかった。
前の学校ではあまり友達がいなかったから・・・。
苺「会った事はないけど、見た事はあるよ♪」

廊下では男子達がざわついていた。
「キャー!!!尚斗くんかっこいい〜★」
3人ほどの女子が、騒いでいる男子の1人を見て言っていた。
苺「誰?尚斗って。」
咲子「あぁ、あの人ね、
   村上尚斗っていって、2組の人なんだけど・・・
   すっごぃかっこよくて人気なんだ。女子からも男子からも。
   でも、空手やってるからすごーく強くて、一部の男子からは
   怖がられてるみたいだよー。」
苺「へぇ・・・」
(そういう人もいるんだ。でも性格悪そう・・・。
 あんまりかかわらないようにしよ。)
苺はその時、そういう風にしか思っていなかった。
その時までは・・・ 
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