次の日、廊下の前のほうから愛子が歩いてくる。
苺はとまどいながらも堂々として歩いた。
すれ違う時、愛子が小声で言った。
愛子「おい、お前ただじゃすまねーぞ。しかも尚斗に見られるなんて・・・」
苺「やってみなよ。」
ドキドキしながらも答えた。

ヤバイなぁ〜・・・このままじゃ。
本当に私、何されるか分かんないよ・・・。

+++休み時間+++
苺がトイレに入った、その時・・・

バシャーン
苺「ひゃぁっ・・・何ー?!」
上からバケツに入った水をかけられた。
愛子「昨日の仕返しだよ。
   お前、今日やってみろって言ったじゃん」
苺は、たぶん女子5人はいるな、と思った。

苺「あはっ・・・トイレでバケツの水なんて、お決まりだよね。
  もうちょっとマシな事思いつかなかったのかなぁ〜??
  まっ、あなた達の頭じゃムリかもねww」
愛子「お前・・・調子乗んなよー!!
   尚斗と会ってから、ずいぶんなまいきになったんじゃねーか?!」

バシャァー
今度は、ホースの水のようだった。
たぶん、愛子の仲間たちがやったんだろう。

誰か助けて!!
でも、ここは女子トイレ・・・ 
さすがの尚斗くんでも助けに来てはくれないよ・・・

愛子「ほらほらー!ごめんなさいって言えよ!!」
苺はもうびしょ濡れだった。

誰か・・・誰か助けてー!!!

その時・・・
「何やってるの?!やめなさい!!」
誰かが大声で叫んでるのが聞こえた・・・
その声は・・・
苺「さ・・・紗里ちゃん・・・?!」
そう言うと、苺は気を失った。
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