私達は6年生になったーーー

5月半ば、新しい小学校は土曜日に授業参観があったから
月曜日振替休日だった。だから放課後私達の小学校に遊びにきた。

華乃:あーっ久しぶりっ!!
友達:華乃ちゃーん!マジ久しぶりー。元気ぃ?
華乃:うん!元気だったよ。新しい小学校はどう?
友達:みんな仲良くしてる。そういえば、優希ちゃん転校するんだって。
横浜に。
華乃:横浜ぁ!?うっそーマジでぇ?
友達:これが本当なのさ。

その時私は、普通に喋っていた。
でも、本当はすごく悲しくて心が押しつぶされそうになった。

帰る用意をして、外に出た。
ハル:優希、転校するんだよな。
華乃:うん・・・横浜。
和哉:横浜って!?すっげー遠いじゃん。
華乃:・・・・・ウッウッ

もう我慢の限界。私は泣いてしまった。

和哉:おい!華乃泣くなよ。
ハル:泣くだろ。あんなに仲良かったんだからさ。
和哉:そりゃ・・・・そうだな。
華乃:優希、まだ少ししか一緒に勉強してないのに、遊んでないのに
もう横浜行っちゃうなんて・・・
ハル:華乃・・・辛いのはよく分かる。でも、別れても友達だよって
優希と言ってたじゃんか。俺達もいるから、もう泣くなよ。
和哉:カッコイーイ!
ハル:だまれ。
華乃:・・・・うん。分かったよ。ハルありがと。

しかし、華乃はまたなぐさめてもらって嬉しくて泣いてしまった。

ハル:ガンバ。
華乃:優希、あたしのこと忘れないかな・・?
和哉:優希だってお前の事忘れないだろ。あんな仲がよけりゃさ。
華乃:家帰ったら、優希の携帯に電話してみる。んじゃバイバイ。
ハル:さいならー

あたしは家に帰ったらすぐ優希に電話した。

優希:もしもしー
華乃:優希!華乃だよ・・
優希:あっ華乃。あたしね、5月30日に横浜に転校するんだ。
華乃:うん。知ってる。もう少しだよ・・ね
優希:そう。
華乃:ハルも和哉もすっごいさみしがってた。
優希:・・・・。まだ少ししか遊んでないのに寂しいね。
華乃:うん。
優希:でも別れても友達だよ!
華乃:それ、あたしが言ってた言葉・・
優希:へヘッ
華乃:夏休みとか、遊びに来れる?
優希:うん!遊びに行くよぉー
華乃:楽しみにして待ってるから☆
優希:うん。じゃぁばいばい。
華乃:バイバーイ

もっと言いたいことはいっぱいあった。
でも気持ちが軽くなった。
優希、ありがとう。ずっと友達だよ。




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