入学してまもなく、部活の勧誘が始まった。
彩夏と美紀はバスケ部、テニス、バレーなどいろんな部活の人に誘われた。
しかし彩夏は部活に入るつもりはなかった。
めんどくさがりやだからだ。
「彩夏、何の部活入る?」
美紀が言った。
「ん〜めんどいし・・・入らないかもw」
「ダメだよ!美紀バドミントン部入るから一緒に入ろ!?」
彩夏はめんどくさそうな顔をして
「一人で入れよ!笑)」
と言った。
「だって心細いじゃん・・・お願い!!」
泣きそうな顔しながらお願いする美紀に負け、
「しょうがないなぁ!!」
と言った。
「やった!!ありがとう??じゃ今日バド部見学しようよ!」
「いいよ!」

放課後

パン!パーン・・・
シャトルを打つ音が聞こえる。
バドミントンなんかのんびりした競技と思っていた彩夏はびっくりした。
とても早く角度が鋭いシャトルが反対のコートに飛んでいく。
彩夏は興味をもった。
女の先輩達がやってきた。
「バド部入部するの?」
美紀「はい!そのつもりです」
一人の先輩が
「この子可愛い〜!!名前なんて言うの??」
と言った。
「菅田彩夏です。可愛くないですよ!」と言う。
「みゆ、負けたねw」
ともう一人の先輩が言った。
「失礼ですねぇ!!私も可愛いですよ(笑」
と1年生っぽい子が言った。
「一年?」
と彩夏がそのこに聞いた。
「そうだよw竹村みゆだよ!!よろしくぅ☆★」
彩夏がみゆに
「一年なのにもう部活やってるの?」
と聞いた。
「中学のときからやってるから!入学前からきてたんだ!
ホラ、あそこで打ってる男子もそうだよ」
みゆが指差した先を見ると素人でも上手いと思えるほどの男子がいた。
彩夏はいつの間にかその男子に見とれていた。
「あの人、名前なんて言うの??」
「相原卓也だよ!!めっちゃおもろいよww」
みゆが答えた。
「相原卓也・・・クンかぁ」
そうつぶやく彩夏の隣で美紀もその少年に見とれていた。
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