ついにカラオケの日が来た。

みんながカラオケ屋に集まり、歌い始めた。

美紀は「明日への扉」を歌っている。

とても上手かった。

彩夏も「ハナミズキ」などを歌ってみんな盛り上がっている。

中でも盛り上がったのは男性軍で歌った「桃色片思い」

みんな爆笑して楽しんでいる。

彩夏がちらっと卓也の方を見た。

楽しそうに美紀と喋っている。

ぐさっときた。・・・なんで？話した事ないのに好きになるわけないよね。

「卓也君！ケー番教えてよぉ！！」

「いいよ」

美紀と卓也がケー番交換している。

とても嫌な気持ちになった彩夏は思わず部屋からでた。

外でぼーっとしていると和人とみゆが来た。

「彩夏ぁ、どうしたよ！？」

みゆが心配そうに言った。

「何でもないよ＾＾」

「俺にはわかるぞ！お前卓也の事気になってるだろ！！」

「ぇっ！」

和人に言われ何も言えず顔を赤くする彩夏。

「彩夏正直者ぉｗｗ」

みゆが言った。

「まだハッキリは言えないんだけど・・・誰にも言わないでね（汗」

「もっちろん！！」

みゆと和人は元気に答えた。

「よぉし！！こうなったら今日はオールだ！！」

「おぉー！！」

そんなこんなでカラオケで終わりのつもりだったのに夜に焼肉、

そしてまたカラオケでオールする事になった。