みんなが寝静まった真夜中。 和人と卓也が話していた。 和人が言った。 「お前どっちが好きなん?」 「何が?」 「とぼけんなって!彩夏の事気になっとるだろ!」 「ぇっ!わかった?」 「わかりやすいんだって!で、どっちが好きなん?」 「俺、彩夏が好きだよ。でも美紀もふりにくい」 「そんなんだったらどっちも傷つくだけだって」 「だよな・・・」 「ちゃんと決めろよ!!」 「わかってるよ」 そう言って二人の男の会話は終わった。