中学の同窓会。
いくきはなかったけど
友達から
「福井君がくるよ!」
っていったから
いくことにした。
福井君は―――――
あたしの初恋の人なのです。
まだ思いはかわってないから
告白しようと思った。


――会場。
ちょっと友達の一足早くきてしまった。
「なー絵津見ぃ、ほんとに告るの?」
「告るよ!」
「ふ〜ん・・・・」
(ほんとにくるって信じてるよ・・・・。
嘘ついて一緒にいかせようとしただけなのに。)
するとみんなが集まってきた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
飲んだり,食べたり,しゃべったり。
わーわー叫んでる。
みんなお酒を飲んで・・・でも絵津見は・・・・・・
「あっそーかー・・絵津見はまだ誕生日きてないんだっけ。」
「あと2時間で20歳なんだけども・・・のみたい!!」
「だめー!飲んだら捕まるから。」
「はー・・」
絵津見はそれよりも気になる事があった。
福井君がこない・・・。
こないから小声で
「真梨菜・・ほんとに福井君,来るの?」
「・・・嘘。一緒にここにいこうって思って嘘ついたの。」
「はぁ?・・・・・。」
ちょっと複雑な感じになった。
そして同窓会が終る。
あと1時間で20歳になる。
でも真梨菜と終れて終電にのってる。
1人で20歳を迎えるのか・・・・・。
と思った瞬間・・・。


「!?」
「よー」
隣に座ってきた人は・・・福井君。
「・・・いきなりだけどもなんで同窓会こなかったの?」
「仕事・・どうしても休めなかったから。
 いきたかったけどさー・・。」
「ふーん・・・。」
胸が高鳴る。
この胸を落ち着かせるには・・・
やっぱりいうしかない・・・。。
『あっあのさ!!』
同時だった。
「・・なに?木部さん。」
「いや・・どぅぞ。」
「うん・・あのさ。」
しばらく沈黙。
もしかして・・・・・・・・
もうすぐ,12時。
あと1分・・あと10秒・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お誕生日おめでとー!!」
やっぱり。
プレゼントは・・口紅。
「わー・・ありがとう。」
「塗ってみて。」
「・・・・・・・・・」
あたしはさっそく塗った。
・・・塗っている最中,気づいた。
「なんか前に誰かが使ったみたいなかんじが・・するんだけども・・・。」
「うん。」
「誰?」
「俺。」
すごーーーーく顔が真っ赤になった。
いわいる・・・間接キス。
「なんでつけてんの!?」
「なんかさー・・大学で仲間と遊んでたらさ,つけられたんだよね。
 あっもちろん新しいやつね。
 で誰もその口紅、ほしくないから俺がもってんの。
 でもあっても使わないからプレゼント。」
笑いながらいう。
「なんで・・あたしに?」
「そりゃー・・好きだからでしょ。」
またまた真っ赤になった・・・。 さらっといってくる。
「で、そっちのお話は?」
「・・・・あのね。」
ついつい下を向いてしまう。
「あたし・・福井君のこと,好きなの。
 だからこの口紅・・嬉しい。」
「両思いってこと?」
「・・・うん。」
・・ちょうど電車が駅についた。
そして2人で降りる。
お互い番号きいて連絡することにした。
「じゃぁね。連絡する。」
「うん。バイバイ。」
そして別れる・・それぞれの家に帰るために。
しばらく歩いて・・・すると
「絵津見ーーーーーーー!!!!」
大声にあたしの名前を呼んだ人はもちろん
・・・福井俊秋君。
この人との関係はずっと続くと―――
―――ずっとずっと信じてる。
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